2nd MUKU LABORATORY

NF1について書いてます。

医療費助成制度停止


指定難病の制度が見直され、新制度になったのは今年の1月から。

この制度の見直しは3年ほど前に告知され。

特定疾患56疾患から。
指定難病331疾患に、名称と、疾患数の変更がありました。

新制度になるにあたって。経過措置として。
難病患者全員が重症、軽症関係なしに制度の対象者になりました。

元から、『特定疾患』として難病認定されていた人は。
私も含め。この制度から除外される事はまずありません。
STAGEが下がらない限りは。
(そもそも、難病なので悪化しても、良くなることは少ないかも)


問題なのは。

ここ3年以内に、病気に認定された人と。
新たに難病認定された人達。


私は。軽症者って言葉は使いたくないのですが。

病気が難病と認定された所で。
ある一定のSTAGE(重症度)まで達しないと、助成制度の対象になりません。

そうやって、軽症者や対象外と判断された人は今年に入って。
約10万人もいるそうです。(申請を諦めた人を含む)


はっきり言うと。

・悪化するまで自費でなんとかしろ。
・治療するほどでもない

って事になります。

軽症者として認定されて、知らない間に重症化なんて事もあるかもしれない。


救済措置もあります。

軽症者特例という制度もあって。
約10,000円以上、指定難病の病気で1年で3回使っていれば認定ってのもあります。
他の病気でかかった治療費は合算できません。

これが、なかなか難しいです。
私は8,000円くらい毎回かかりますが。
例えば。毎月8,000円かかっても軽症者特例にならないんです。
10,000円が3回なので。


もしも、薬を貰うなら2ヶ月分とか…次の月に分割するとか。
お医者さんと、薬剤師と相談して。
MRIなどの検査を入れてもらったり。
軽症者特例制度になれるように工夫したほうがいいです。

ですが。1度で出せる薬の量とか決まっているんですよ。
一気に貰えない薬もあるんです。

そのへん、この制度を考える人はわかっていないんですよね。
病気じゃない人が考える制度ですから。




私は。NF1のSTAGE-5なので。金額にかかわらず認定ですが。
(この病気の場合、STAGE-3から認定)

指定難病という制度で。
お金が貰えたりは、しません。1円も貰えません。

所得に応じて、病院でかかる金額(自己負担額)が少なくなるだけです。

それでも、10万円以上かかるだろう手術が。
2万円くらいで済んだりしますから。
大変、ありがたい制度です。

この制度がなかったら。自費で手術なんか出来ないので。
腫瘍が大きくなって。手遅れ…って事になります。



また、そのうち。制度が見直されることになると思うので。
自己負担は、さらに増えるでしょうね。
(既に倍になってる)

少し前までは、自己負担2,500円(入院6,000円)
薬代は無料だったんですけどねーーーー…



■余談

今日は群馬南部で震度5弱地震がありました。
めっちゃ揺れました…(;´Д`)
深谷は埼玉北部ですが。

最近、日本全国で地震多くて。
震度5くらいじゃ、大したニュースにもならないくらい頻発してます。

大きな地震がいつくるか。心配です…
ほんと。色々揃えなきゃ。(自分と猫の分)