手術の話(1回目)
初めて手術をしたのは社会人になってスグでした。
学校と違って、休みの融通がききますからね。
まぁ…多少は迷惑かけたとは思います…
(のちの手術で、それが原因で、部門異動しましたが。)
さて。
初めて手術したのは皮膚科でした。
日帰り手術です。
背中の手術です。
神経内科からの紹介で通いました。同じ病院内です。
風呂で身体を洗う時。風呂上がりに身体を拭くとき。
ツメが当たったり、擦れたりして出血することが多々ありました。
背中には洋服の上(Tシャツとか薄めの服)からでもわかるくらい、盛り上がった腫瘍がありました。
5つくらい大きめなものを局所麻酔で取りました。
何度も麻酔をします。痛いです。すごく痛かったです。
しかも、けっこう太い針でした。
ずっとうつ伏せなので苦しかったし。
血圧測る機械を腕につけてて、手術中、測り続けるので腕も痛かったです…
私は、動物看護師だったので。
血とかグロイものは慣れていたので大丈夫でしたが。
やっぱり自分の血が見えるのは違いますね…
真っ赤なガーゼの山がとなりで見えました。
一番、堪えたのは匂い。
出血するので電メスを使います。
ジュっと焼ける音と、血の焼けるにおい。
これも職業なので。
慣れていましたが、自分の匂いかと思うと気持ち悪いですね。
手術中はくだらない談笑をしていました。
仕事の話や、飼っている犬の話なんかを。
1時間半くらいで終わりました。
手術中は音楽が流れていましたが。
たぶんこれは患者の為でなく、医者の気分転換か時間を計るためかなって思います。
血とか苦手な人は、見えないようにしてもらえます。
私は血液検査とか、針が刺さってるのを見てた方が安心する方なのですが。
駄目な人もいますからね…
たぶん、匂いとかも気をつけてもらえると思います。
この程度の切除は全身麻酔で手術することはあまりないでしょうね。
どうしてもって事ならやってもらえますが。リスクを考えると難しいでしょうね。
ただ、掌、指先など感覚が鋭いところは麻酔が激痛なので、やってくれるみたいです。