前回の通院日に買った本です。
読書慣れしていない私の小説の買い方というのは。
作者とかタイトルとかで買うのではなくて。
オススメされているものの中から、合いそうなものを買う感じ。
いままで、ちゃんと読んだのは。
ハリーポッターも全部読んだけど。
ファンタジーとか。
冒険ものしか読んでこなかった。
通院が多くなって。いくつか本を読んだけど。
それも、神社モノだったり、妖怪が出てきたりと。
どうしても現実と離れてるような話を選んだ。
今回も、そんな気軽なつもりで買ったのが。
この本。猫が出てくるし…くらいな気持ちで買ってしまった…
とても、人前で読める内容じゃなかった。
はじめの数メージで泣いてしまって。読むのをやめた…
本は、夏休みの読書感想文ように。
おすすめ本が沢山並んでいて。
この本も、小学校高学年からと書いてあった。
けど、登場人物はほとんどが同年代。
30才くらいの人達で。
猫は、そんなに出てこない。
たまに、猫目線の光景が語られる。
同年代の人達にも読んでほしいと思う。
作中に、銀色のワゴンが出てくるけど。
ワゴンというと。『流星ワゴン』や『星守る犬』を思い出す…。
内容も、それに近い感じ。
とにかく泣いたけど。
逆に、ココまで主人公の過去と今をツライものにした作者に怒りを感じた。
というと、どの本も、漫画も読めなくなってしまうので、
考えないようにしたけど…
登場人物は、主人公含め。
みんな、優しくて。温かい話でした。
枯れるまで泣いた。
寝る前に、1話ずつ読んでたけど。
旅の話も嗚咽しそうになりながら泣いて。
その後、気持ち悪くなって眠れなくなったくらい。
初めの3ページくらいで。
もう、泣いた。
コレで読書感想文、書きたかったけど。
小学生にしてはハードな内容かも知れない。
それと。出てくる猫(ナナちゃん)は。
とても、とても賢くて。家の猫達と重ねることはできなかったけど。
事故にあい、骨が飛び出した状態で飼い主の元に戻ってくる…
と言うのは。動物病院に勤務していた時に。
何度も、看た事があるので、それだけで泣けてしまった。
■追記
交通事故にあった猫は。足を切断する子もいる。
元気に見えても、内臓が破裂していたり。脳や脊髄損傷もある。
4足切断の猫も居た。去勢手術して2週間も経たない猫だった。
骨折するとボルトで固定したりと。どの子も大変な手術になった。
殆どが即死なので。
骨折して、その場で動けなかったり。
交通事故で、戻ってこられる猫は、本当にわずかだと思う。
完全室内飼いが理想というのは、事実だけど。なかなか難しいのが現状。
■追記2
作中にも出できましたが。
ペットロスを防ぐのに一番イイのは新しい動物を飼うこと。
死んでしまってからではなく、歳を取ったなと思ったら。
作中だと、拾ってますが。それが理想かもしれない。
なかなか、難しいとは思うし。
今いる子、死んでしまった子に申し訳ない。可哀想。
っと思ってしまうかもしれないけど。
そういうことは考えずに。
運命の出会いだったと思って。
死んでしまったら、とても悲しいし、追悼もするけれど。
それで本当に生活できなくなるくらい悲しくツライけど。
それは、飼う前から覚悟をしておくことも必要で。
きちんと受け入れないといけない。
犬猫は、寿命が短くて。大体16年位。
気持ちの切り替えも大切。
宗教や考え方の違いもあるけど。
早く、割り切らないと、安心して天国に行けないよ。
というのが、一番納得する考え方だとは思う。(私はそうは思わないけど)
無理矢理にでも、そう思って。
幸せだったな。家に来てよかったなと、思ってあげるがいいと思う。
■追記3
私も犬が死んでしまった時は。
1ヶ月は食欲なくなったし。今でも遺骨が(火葬した)仏壇にあります。
もう10年経つのに。
友達と一緒に散歩に行ったり。川に泳ぎに行ったり。楽しかった。
15歳だった。小学生から成人式、社会人になるまで。ずっと家族だった。
猫が白血病で死んでしまった時も。立ち直るのに時間がかかりました。
とても、階段なんて登れる体力ないのに。
私のために、時間をかけて登ってきた。
10m先のトイレに行くのも休み休み身体を動かしてたのに。
どのくらいの時間をかけて、2階まで上がってきたんだろう。
私のことが大好きだったのに。
入院して。そのまま病院で亡くなってしまった。
寂しかっただろうな。家で看取ってあげられなくて。
本当に可愛そうなことをしたと、思ってる。
今、家には5匹居て。
楽しく過ごしてますが。
前に飼っていた子たちのことは忘れないし。
悲しくなる。
前飼ってた子を今の猫に重ねることもあるけど。
全然、重ならない。
5匹も居るのに、似た子は居ないんですよね。
前に居たシロちゃんは。
私にべったりで、おとなしくて。
とてもいい子だったのに。そんなの今居ない。
みんな悪いことばかりして(;´Д`)