ククルビタシン (cucurbitacin)
ククルビタシン (cucurbitacin)とは…
ウリ科植物に特有のステロイドの一種であり、トリテルペンに属する。
約40種類ほど存在して。
ウリ科のキュウリ属に含まれるのはククルビタシンC
カボチャに含まれるのはククルビタシンLとかなんとか…
通常、キュウリ、メロン、スイカなどのへたに近い部分に含まれますが。
苦味までは感じないです。
ゴーヤには他の苦み成分であるモモルジシン (momordicin) が含まれています。
ヘチマやユウガオ(カンピョウ)など、ククルビタシンを含んだものが流通したり。
自家栽培したものを苦いとおもいつつ食べたりで食中毒になります…
症状としては、おう吐や下痢などで。脱毛した例もあるんだとか…
っというわけで。
数日前にカボチャの天ぷらを食べました。
自家栽培したカボチャで作りました。
私の家では、毎年カボチャが採れるのですが。
それは植えたものではなくて。生ゴミの種から毎年勝手に生えてきて。
ソレを植え直したりしています。
ほっとくと、木に巻き付いて木からカボチャが採れたりします…(*´∀`*)
作ったカボチャの天ぷらは、とても甘くて美味しかったのですが。
後味が苦い事に気がついて。皮が原因かなと思って。
皮は残しました。
実は苦くなくて、外に置いてあるカボチャを鳥が食べているくらいです。(生のまま)
しばらくしたら舌がピリピリしてきて。
ああ…、これは有害な毒だなぁ…って思い、調べたら。案の定でした\(^o^)/
とはいっても苦味の原因は色々あるようで。
水不足や日照不足でも苦味が出たりするようです。
一番可能性があるのは、他のウリ科植物から接ぎ木をした場合みたいですが。
うちは接ぎ木なんかしないし…
しかし、私には心当たりがあります…
うちのカボチャたちは交雑しまくっているんです。
去年のカボチャは見たこと無いような葉っぱでした。
近くに瓢箪とゴーヤがあったのですが。
ゴーヤの葉をでかくしたような、白い筋のある大きな葉がありました。
(全部じゃない)
その時に、色々調べて。
交雑したか先祖返りしたのかなって思いました。(毒のことは書いてなかった…)
秋になって収穫を迎える頃には、他のカボチャの蔓と絡み合って。
どれがどれだかわからなくなりましたが…。
採れたカボチャは、何度か食べていて。
べつに変わった感じはしなかったのですが。
数日前に食べたやつは、変な味がしました。たまたまだったのかな…
実は甘くて美味しかったんですけどね。
次回は皮を取れば大丈夫かな…
心配していた、下痢したり腹痛になったりはありませんでしたが。
ちょっと怖いですねぇ…
食べたカボチャはコチラ…
栗かぼちゃ(西洋かぼちゃ)
島カボチャ(?)
細長い種類のカボチャです。
おそらく、交雑したのは、こちらの細長い方のカボチャです。
父が宿儺(すくな)かぼちゃだ!!!って言い張ってますが。
見た目が全然、違います…
交雑して、よくわからない種類になってしまったので。
来年は、ちゃんとしたものを植えたほうがいいかなっと思いつつ。
どんな物がなるのか実験(?)してみたい気もします。
もしかしたら。本当に宿儺かぼちゃだったものが。
よくわからないものになってしまったのかも…
キュウリは交雑しにくいらしいのですが。
カボチャや、ズッキーニは交雑したり、毒が含まれてしまうことがあるんですね。
知らなかったなぁ…(;´Д`)
今回は、ククルビタシンによる苦さというよりかは。
交雑した品種でエグみがでてしまったという感じかもしれませんが。
きをつけないといけませんね。