
手術は9時半受付の10時から開始予定でしたが。
手術が遅れることになりました。
何かあったみたいで、始まったのは10時半近く。
終わったのは12時過ぎでした。
2時間弱の手術って感じでしょうか。
今回、終始、うつ伏せの手術で。
顎が疲れました。あとヨダレが…
ティッシュ握らせてもらいました。(´;ω;`)
開始30分くらいからトイレ我慢してました…
上からも下からもお腹圧迫されてますからね…。
結局、気のせいだったみたいで。
終わった後は、大して出なかったけど。
今回は局所麻酔で約5ヶ所の皮下と皮膚腫瘍を切除しました。
メインは腰の腫瘍で。
その後、背中と肩、後頭部の腫瘍を切除。
後頭部の皮下腫瘍は6センチ位あったみたいです。
背中のは、かなり奥深い所にあったみたいで。
苦戦していました。
手術は。
看護師3名、ドクター2人でしたが。
一人は、研修医っぽかったです。
色々、説明や指示を受けていて。
微笑ましかったですが…
麻酔が少ないとか、ドレーンが短いとか。
(血が)たれてるぞ!!!とか。
なんか、色々、聞こえました…
確かに、麻酔の効きは悪かった気がした。
何度も追加したし。
頭の腫瘍は、なんか、スゴク、押し出されてる感じと。
サクサク、ジョリジョリ切ってる感じが、ダイレクトに脳に伝わってきました。
聞こえた会話の中で。
神経線維腫は、出血が多いから。
大きさによっては、輸血も考えておいてねとか。
そんな会話も聞こえました。
輸血自体に抵抗はありませんが。
私は献血したことがないので。(持病あると難しいらしい)
なんか、輸血とかになったら、申し訳ないなーって思っちゃいますね。
手術室は、いつもはJ-POPだったり。するんですが。
(ミスチルとか嵐のオルゴールアレンジ曲)
今回はR&Bっぽい、ややロック調なハードでオシャレな音楽が流れてました。
こんな聴きながら手術するのはじめてでした。(ヽ´ω`)
まぁ、ドクターも毎日のように手術しますからね。
いろんな曲聴きながらやらないと、飽きますよね…
曜日によって変えるとか…
(いつもは月曜手術でしたが火曜手術は初めてかも)
ここからは関係ないお話なので、白字
執刀したドクターが、亡くなった登山家の栗城さんの手術を担当するはずだった…
っというお話を、手術中に聞きました。
指が9本、凍傷になった時に。担当する予定だったそうです。
ただ、切断するのがどうしても、納得できなくて。
病院に来なかったそうです。(魔法の粉で治すとか言ったらしい)
沢山、色々考えたのに。残念だったって。
当時の、栗城さんのブログを読んだことありますが。
日に日に、ミイラのようになっていく指先の写真が載っていました。
『あの粉って本当なんですか??』って聞いたら
『いや、嘘でしょ!!』っと言ってました。
一時期話題になりましたが。最近はめっきり聞かなくなりましたね。
でも、まぁ…
確かに、どんな姿であれ。
指が形として残ってる限り。
今あるものを切断するのは勇気がいるかも知れませんね…。
ところで。
あの、指が生える粉が存在するとして。
臓器とか脳は再生出来るんでしょうか???
指が再生するとしても。
先端が出来上がるまで、ずっと傷口が輪切り状態とかなのかな?
例えば逆に。
切った指先を腐らないように出来るとして。
指先から人体が形成されるとかになるのかな??
怖くない???