無認定の新出生前診断
私の病気は、遺伝する確率が50%です。
男女の差はありません。
この確率が高いのか低いのかはわかりませんが。
自分の家系を見ると、多いのではないかと感じています。
レックは出生前診断対象の疾患ではありませんが。
調べれば、遺伝しているかしていないか判明します。
じゃあ、レックが遺伝していたとわかったら、中絶するのでしょうか…
この病気は遺伝もしますが、突発性で発症もします。
無認定の出生前診断が増えているという記事を今朝、見ましたが。
そんなの、もう10年以上前から言われています。
黙ってればわからないんだから。
出ている数字より、もっと多い。
私も言われたことがあります。
認められてないけど。
やってるところを教えてあげる…と。
それは、自分の病気と自分自身を否定されたようで。
とてもショックをうけました。
もちろん、健康に生んで育てたいというのは大前提にあって。
先天性の障害や病気で生まれてくる確率は低いのですが。
そうなった場合、愛情を持って育てられない人も居るだろうし。
ずっと、後悔する人もいるかも知れない。
私の母は早くに亡くなってしまったけど。
生まれた私を見て、何を思ったかはわからない。
私の病気のせいで、義母(父方の祖母)に色々言われたり。
私が無碍に扱われていた話を聞くに苦労したいてと思う…
命の選択をするのも解るし。
病気の人間を減らす事になることも、わかりますが。
健康に生んで育てたいというのは。
綺麗事じゃなくて、当たり前のことなんだけど。
なんだかね…寂しいことだよね。
もう、こうなっちゃうと自分で産むことなんて意味がなくて。
試験管ベービーとか。
カプセルの中とか体外で人間を造る技術を確立したほうが早いね。
遺伝子をみたり、命を選択するのは。
神の領域ではなく、当たり前にできることになってしまったんですね。
自分、個人という人間は、何億ってすごい確率の中から選ばれて生まれてきた…
っという話が。
自分らで選べる時代になってしまったんですね。
私は前の職場で、病気について。
『生まれる前に解らなかったのか?』と言われたことありますが。
それが、当たり前になったら。
そう言われる人が、沢山出てくるかもしれないんですね。
今日はモコちゃんの誕生日。
(シロコちゃんも、白太郎も)
オリンピックの年に産まれたから。
今年で7歳?8歳??
モコちゃん、シロコちゃん、ニャン太郎、白太郎
産まれたばかりの頃は。
ニャン太郎以外、みんな、真っ白だったんだけどなぁ…
特に白太郎なんか、今じゃ、ちっとも白くない。
茶太郎になっちゃった。