最近話題のAIM30を買ってみました。
最近話題のAIM30を買ってみました。
詳しい話をすると長くなるので割愛しますが。
AIM30と言うのは、血液中の老廃物をキレイにしてくれる役割があります。
コレは人も、犬も、猫も。哺乳類が持っているのですが。
猫(猫化のトラやライオンも使えないらしい)
だけが、その役割を果たしていません。
身体の中で使えないと言われていて。
これは、進化の過程での遺伝病とでも言える身体機能の欠陥です。
このフードは。
そのAIM30を使えるようにする(IgM五量体から切り離す)アミノ酸が入っているようです。
この研究は、まだ実証途中なので。
このフードは療法食でもないし、薬でもありません。
現段階では『一般食』扱いとなっています。
AIM30については、今年から本格的に研究が始まっているようです。
今年のはじめクラウドファンディングがありましたね。
猫の腎臓病研究のためのお金です。
沢山の寄付が集まり、退職した東大の宮崎教授が猫専用の研究所を創立しました。
このフードを与えている飼い主さん達から腎臓の数値が良くなった報告もあって。
近い将来、腎臓の薬が完成して。
全てのキャットフードに腎臓の働きを助ける成分が含まれるようになるかもしれません。
最近は、このシリーズでオヤツやサプリ(ちゅ~るみたいなやつ)も販売されています。
腎臓の数値が悪かったり、ねこの老化が進んでいたら試しに与える価値はあると思います。
うちは既に、結石と腎臓の療法食を与えてる段階なのですが....
結石の場合は、療法食以外は与えないほうがいいかなとは思います。
腎臓病の場合も、投薬や輸液段階になっていると、やめたほうがいいんじゃないかなって思います。
サプリタイプならいいかもしれませんが。
気をつけなくてはいけないのは。
フードはやや穀物が多めなところもあるので。
グレインフリーしか食べてこなかった猫ちゃんやアレルギーのある猫ちゃんには与えられないですね。
ぶっちゃけ、品質面ではそんなに良くない印象を受けました。
リンもちょっと多いし。
穀物が入ってるからダメというわけではありません。
療法食にも入っています。
これは考えられた数値でフードが作られているので。
このAIM30は、そこまで考えられて作られているのかなという疑問もあります。
まぁ、他のメーカーで作るとフードの値段がヤバいことになりそうですけど。
(効果は不明ですが)
私が動物看護師の勉強してた頃。
(20年くらい前ですが)
オカラやアガリクス茸を与えてる飼い主さんも居ました。
高校でもアガリクス茸を育てていました。
最近あんまり、聞かない気もしますが。
ちなみに。今回のAIM30の働きを助けるアミノ酸は
ドリアンから抽出したものらしいので、アガリクスは関係ないですけどね。
身体に良さそうではあるけど。
値段は1,000円くらいから1,500円と、ちょっと幅があります。(600g)
1,200円台で買えたら安いほうかな??って感じだと思います。
いまは、療法食もかなり値上がってるし。
たからといって安いフードにも戻すわけにも行かないので。
ちょっと試すには、なかなかの金額ですね....
とはいえ、うちの猫も年長者は16歳超えて。
背骨はゴツゴツしてきたし、毛艶もよろしくないので。
コレ食べて、少しでも元気になってくれたら続けようかなって感じです。
繰り返しになりますが、療法食ではないので。
何かしらの診断が下っている場合、メインでは与えないほうがいいです。
結石のねこちゃんは、すぐ悪化したり再発するのでやめたほうがいいです。
腎臓病もあまり進行していると与えるのは怖いかなって思いました。
食欲がかなり落ちてきていて。
コレなら食べてくれたとかなら続けてみてもいいかな。