調剤基本料
復習も兼ねて調剤報酬の算定について書いていきたいと思います。
※2022年(令和4年)改定されたものです。
2年毎に改定があるので2年後はこの料金とは限りません。
今回は「調剤基本料」について。
まずはじめに必ず取られるやつで、調剤明細書の一番はじめに書いてるやつ。
調剤基本料は1から3に分かれていて、(3は更にイロハの3つに分かれる)
処方箋の受付回数や集中率で決まります。
門前薬局など一番高く設定されていて42点です。(基A)
ちょっと離れた所や小さい所は26点(基B)
21点(基C)
16点(基D)
32点(基E)
があるので、42点引かれてたら、そういうことなんだなってことです。
院内処方は分からなかったから調べておきます😪
(2022.2.16 修正)
院内薬局は7点
門前薬局(基B)が26点
一般薬局が24点でした。
私の行ってる薬局、病院の目の前なんだけどな。
コレは1回の受付ごとに徴収されるのです。
2つの病院に行って、処方箋がそれぞれあったら2回徴収されますが。
2回目(2箇所)以降は減算されます。(80/100なので✖0.8)
42点なら34点
26点なら21点
同じ病院の、いろんな科にかかった場合は1回分計算です。
同じ病院内に歯科があった場合は、これも別計算(口腔外科ではない)
私の場合だとレックの薬で42点 (基A)
別の婦人科の薬も一緒にもらったら+34点(基A)(同)(同時受付)
続いて調剤基本料の加算について
これも明細書に書いてあるのですが。
地域支援体制加算
連携強化加算
後発医薬品調剤体制加算 があります。
地域支援体制加算は4つに分類されていて
地支A +39
地支B +47
地支C +17
地支D +39
私の明細見たら+47でした。\(^o^)/
薬の種類が豊富で地域医療に貢献してる調剤薬局は多めの加算がありますね。
この点数見て、薬局の規模がわかるかもしれないですね。
あと、連携強化加算(+2)もされてました....。
それから、夜間・時間外加算
普通に通院して薬局行くなら加算は心配していませんが。
救急や緊急時に処方になることもありますね、その時に加算される料金です。
時間外は基本的には早朝(午前8時前)と午後6時以降(開局時間にもよります)
休日は日曜、祝日、年末年始など
深夜は午後10時から午前6時まで
時 ×1
休 ×1.4
深 ×2
これのどれかが加算になります。深夜なら深夜だけです。
(コレとは別で薬学管理料でも徴収がある)
ここまでが基本料金です。
この後、薬剤調整料や調剤管理料で
内服、外用薬、頓服、など、それぞれ別料金(点数)取られていきます。