2nd MUKU LABORATORY

NF1について書いてます。

アルコール依存症について


アルコール依存症については、前から何か書こうと思っていて。
書かなかったのですが。

山口達也の件。そして今日の、TOKIOの会見を観て。
書こうと思いました。

まず、山口達也アルコール依存症なのかという件。
そもそも、アルコール中毒と依存症は別物です。


達也は依存症では無いと私は思いました。

けど、別の病気ではあると思います。

アルコール依存症と言っても幅が広いと思いますが。
達也の場合は、今、本気になれば、重度の依存症になる前に。
お酒をコントロール出来ると思ったからです。

お酒の匂いがしながらも。
仕事はできていたようですから。
依存症予備軍といったところっでしょうか…?



私は、身近な人がアルコール依存症で亡くなりました。
10年ほど闘病しました。
療養所にも3回位、入院しました。

最期の方は正常な状態が1年で数日しか無く。
ほとんど寝たままになりました。

最期は孤独死です。猫が居ましたが。
タツが入ったままで。いつ亡くなったのかもわかりませんでした。


家探しして。
天井裏や、箪笥の一番下の奥などに。
沢山のお酒が隠してありました。


この病気は。長く、戦わなければイケナイ病気です。


アルコール依存は。脳や精神の病気なので。
普通の病院では治療は難しく。
専門の病院も少ないです。


アルコールを身体が欲しがってしまって。
無いと正常な状態でいられません。

アルコールが体内にあるのが当たり前の身体になってしまうと。
アルコールが抜けた後、手が震えたり。全身が痙攣したりします。
コレは、禁断症状です。

普通の状態で。今日は、酔っ払ってないんだなって思って。
安心していると、突然、倒れたりします。


中毒でぐったりして。
救急車で運ばれても、常連化すると。受け入れ先もなく。
翌日には帰されたり。
搬送拒否の場合もあるそうです。


専門の病院や療養所を退院しても、再入院するのは珍しくありません。
が、諦めず。治療を続ける事が大切ですが。

周りも家族も諦めてしまうと。
もう、直りません。

脳は萎縮し、内臓は限界。死をむかえるまで、そう遠くはないです。


そうなる前に。
依存症の初期の方や、予備軍の人達は。
真剣に自分に向き合って。自分の症状を認めて。

ツライことは話をして。
お酒以外の、生きがいを、なんとかして見つけて欲しい。

自覚があるなら、尚更。


私の身近の人は。
話す相手も居なくて。悩みも相談できなかった。

でも、達也の場合は。
支えてくれる、メンバーの仲間や。先輩、後輩は沢山居るので。
もちろんファンも。

脱退とか事務所をやめちゃうと。
そういう繋がりが薄くなっちゃうので、なんとか。今の自分の全てを。
知ってもらって。
長い時間をかけて治療をすれば、よくなると思います。
もちろん、犯した罪は消えないですが。

このままだと、もっとお酒飲んで。死んじゃうよ…。

農業もう、やりたくないとか。
実は、ミュージシャンやりたくなかった…とかなら、無理は言わないけどね。

鉄腕DASHとか1週間の楽しみだったので。
無くならないでほしい番組なんだけど。
達也の貢献度は、半端ないので。

半年とか1年とか謹慎して。
病気も克服できたら。TOKIOとして復活は難しいかもしれないけど。
影でサポートするとかね、出来るかもね。


ネットでよく見かけるのは『DASH島に島流しろ』とかだけど。
お酒もないし。いいかもしれないと。少し思った。


…とにかく。
治療は長く壮絶なものになるとは、思います。

そして戦うのは、本人だけじゃなく。
家族や、周りの人間も一緒です…

そう簡単に治る病気じゃありませんが。
克服できる病気です。

ソレに、一生、お酒が飲めないというわけじゃないです。
克服できれば。

また、美味しい程度に。飲むことも可能ですから…



私は。アルコール過敏症なので。消毒用アルコールも使えません…
少し飲んだだけで。身体中熱くなっちゃうので。
3%のチューハイ半分も飲めません…
(友達には、こんなのジュースだって言われますがw)
ソレに美味しいって感じない。
チューハイですら苦く感じるから。
ビールなんて一口も飲めない。